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2025.03.062025/03/06
- 着物リメイク , coojeen(クージーン) , blog
田村屋西陣織のアップサイクル・伝統を未来につなぐファッションアイテム

あなたの魅力を引き出し、生み出し、輝かせる
オートクチュールデザイナーのマサミ佐藤です。
西陣織の帯のアップサイクル|伝統を未来につなぐファッションアイテム
現在、田村屋さんの西陣織の帯地を使ったターバンや袋を制作しています。
田村屋さんの生地は本当に素晴らしく、仕上がりが楽しみなのですが、制作には試行錯誤がつきもの。
取っ手の部分でつまづいたり、「なんでここで?」と自問自答しながら作業することもあります。
取っ手がうまくいかなくて、何回も結い直しました(涙)
でも、こうして向き合うことで、一つひとつ丁寧に仕上げていくことができるんですよね。
そして、やっと完成したのがこちらになります。
[着物を着なかったからこそ生まれた発想]
ターバンを着物の帯地で作るようになったのは、「私が着物を着なかったから」こそ。
もし、のめり込んで着物を愛していたら、「帯は身体に巻くもの」「着物を引き立てるもの」という固定観念に縛られていたかもしれません。
でも、着物を着る習慣がなかったからこそ、「帯をターバンにしたら?」という自由な発想が生まれたんです。
というのも、この発想、実は下間都代子さんのはっそうなんですけれど。(笑)
伝統を大切にしつつ、新しい形で生かしていくこと。
それが、私のものづくりのスタイルです。
[サステナブルな視点で眠っていた帯地を再生]
現在、私は 「日の目を浴びなかった帯地を活かす」 という取り組みをしています。
西陣織の帯地の中には、市場に出る前の試作段階で作られた生地がたくさんあります。
試し織りのものや、色・柄の実験用に作られたもの。
本当はそれだけで十分美しいのに、採用されず倉庫に眠ってしまった生地たち…。
私は、そんな帯地に新しい命を吹き込むために、ターバンやバッグへと生まれ変わらせています。
[「新しい命を吹き込む」ものづくり]
私の役割は、こうした眠っていた生地を新たな形に生まれ変わらせること。
着物として世に出ることはなかった生地も、ターバンやバッグとしてなら、多くの人の元へ届くかもしれない。
以前は「私が!私が!」という想いで動いていましたが、今はもっと 日本の生地の素晴らしさを伝える という視点で活動するようになりました。
日本の織物の魅力を、もっとたくさんの人に知ってもらいたい。
国内に人にはもちろん、海外の人にも、この価値を伝えていけたら最高ですよね!
伝統 × 現代ファッション × サステナブル
・日本の伝統的な帯地を使った唯一無二のアイテム
・サステナブルな視点で眠っていた生地を再利用
・着物の固定観念を超えた、新しいファッションの形
現在、ターバン・バックをはじめとした作品を制作中!
これからさらに、帯地を活かしたアイテムを展開していく予定です。
興味を持っていただけた方は、ぜひチェックしてみてくださいね!
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