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2021.03.012023/03/01

オーダーメイドの仮縫いは 作り手の心を整えて布地に向き合う

あなたの魅力を引き出し、生み出し、輝かせる
オートクチュールデザイナーのマサミ佐藤です。

只今、仮縫い作成中。

コーヒー飲んでみたり、
ショップをフラフラしてみたり、、、

ギリギリにならないと、
スイッチが入らないのです。

いつもの事ですが、
自分の気持ちを整えるのに
すごく時間がかかります。

まずはゆっくりと、
ウォーミングアップから^ ^。

シーチングに地の目を通しながら、
アイロンかけから始まります。

そして、トルソーに向かって、
お客様の体型を映し出す事から
はじまります。

「体にあった服」とは?オーダーメイド服の仮縫いが重要な理由

トルソーがご依頼くださった
お客様に見えてきたら、
仮縫いスタートです。

作り始めると、時間を忘れて、
形を作っていきます。

それは、とても充実していて、
迷いがなく、心が安定した状態での
作業になります。

ひたすら、お客様のベストラインを
直感で感じながら、ピンを打っていきます。

ドレーピングの技術は当然ながら、
作り手の波動が入っていくので、
布地に対して、真摯な心を
持って向き合うように、

常に心がけていきます。

自分を整える事はとても大切ですね。

今回は お腹がよりスッキリとみえて、
着痩せして見えるワンピースを
作ろうと思います。

着る人にあったウェストの位置も
とても大切になります。

一見、似たようなデザインに見えますが 
実はその方しか似合わない
つくりになっています。

布地を身体にフィットさせるために、
立体的に仕上げるために、
つまんで縫い合わせることを
ダーツを取ると言います。

布地をつまむ位置で 
服の見え方が変わってきます。

写真上は横にバストダーツがあります。

 

こちらはバスト下にダーツをいれてみました。

縦にダーツを取ったほうが、
より立体的で 痩せて見えるみたいです。

これからお袖をつけていきます。

出来上がりが楽しみです。

◆オーダーメイド、セミオーダーにご興味のある方は、
是非お問い合わせください。